お知らせ|天神橋筋六丁目駅4番出口から徒歩1分の総合内科

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お知らせ|天神橋筋六丁目駅4番出口から徒歩1分の総合内科

    • 2025.12.14
    • お知らせ

    新しい片頭痛治療薬 ナルティーク について

    2025年12月16日より、リメゲパント(商品名:ナルティーク®)が使用可能となります。
    リメゲパントは「ゲパント(gepants)」と呼ばれるCGRP受容体拮抗薬で、急性期(頭痛発作時)にも予防にも使える内服薬という点で全く新しい薬です。

    1. ナルティークとはどんな薬? 

    片頭痛は、脳の血管や神経で働く「CGRP」という物質が大きく関わっています。
    ナルティークはこのCGRP受容体をブロックし、痛みの発生そのものを抑える薬です。

    ●従来のトリプタン薬との違いナルティークは、トリプタン系の片頭痛鎮痛薬やロキソプロフェンなどのNSAIDとは作用が異なり、片頭痛に関わるCGRP経路を直接ブロックします。トリプタンで問題となる血管収縮作用がないため、高血圧や心臓病がある方や、トリプタンで副作用が起こる方にも使いやすいというメリットがあります。片頭痛治療の新たな選択肢として注目されます。


    2. 片頭痛発作が起きた時の治療(急性期治療)としての効果

    国際的な大規模臨床試験で、ナルティーク(リメゲパント)75mg(日本の急性期用量と同じ)を片頭痛発作時に1回服用すると、次の効果が確認されています。

    ●主な効果(服用後2時間)
    ・頭痛が完全に消える
    リメゲパント:約21%
    プラセボ:約11%
    ・最もつらい症状(吐き気・光過敏など)が消える
    リメゲパント:約35%
    プラセボ:約27%
    ・痛みの軽減
    リメゲパント:約56%
    プラセボ:約46%
    →いずれも統計的に有意な改善が確認されています。

    ●安全性
    副作用は悪心(吐き気)などの軽い消化器症状が中心
    ・重い副作用はほとんど報告されていない
    ・肝機能障害の増加も認められていない


    3. 予防薬(片頭痛を減らす薬)としての効果

    ナルティーク(リメゲパント)は内服薬として唯一、片頭痛発作時と片頭痛予防の両方に使える薬です。75mgを1日おきに服用します。

    ●主な効果
    ・月の片頭痛日数を減らす
    リメゲパント:平均 –4.3日
    プラセボ:平均 –3.5日
    ・片頭痛日数が50%以上減った人の割合(レスポンダー率)
    リメゲパント:約49%
    プラセボ:約42%
    →いずれも統計的に有意な改善が確認されています。

    ●安全性
    急性期と同様、軽度の悪心などが中心
    長期使用でも耐性がよく、副作用は少ない
    薬剤の使用過多による頭痛(MOH)の心配がほとんどない


    4. トリプタン系の片頭痛鎮痛薬が効きにくい方にも効果があります

    トリプタンは強力な片頭痛鎮痛薬ですが、「トリプタンを飲んでも効かない」「副作用が強い」という方もおられます。
    国際的な解析では、トリプタンが効きにくい患者でもナルティークの効果が確認されています。

    ・2時間後の“無痛率”はプラセボより明確に高い
    ・随伴症状(吐き気・光過敏・音過敏など)も改善
    ・安全性も良好

    トリプタンが効きにくい方にとっても、新しい治療選択肢となります。


    5. CGRP抗体薬との併用は可能?

    臨床研究では、CGRP関連抗体薬(アイモビーグ、アジョビ、エムガルティ)を使用されている患者さんでも、片頭痛発作時の急性期治療としてナルティークを併用することで治療効果が改善する可能性が報告されています。

    ●併用のポイント
    ・抗体薬で「予防」、ナルティークで「発作時の治療」
    ・他の薬で改善が乏しい例でも効果が期待できる
    ・相互作用や重大な副作用の増加は報告されていない
    ・軽度の胃腸症状などが出ることはある

    多くの研究で安全性は良好とされています。


    6. ナルティークの日本での使い方

    ●急性期治療(発作時)
    ・75mgを1回服用
    ・1日1回まで
    ・連日使用は勧められません

    ●予防治療
    ・75mgを隔日(1日おき)で服用

    ●併用について
    ・トリプタンとの同日の併用は避けるのが一般的
    ・CGRP抗体薬との併用は可能だが、医師の判断が必要


    まとめ ― ナルティークは片頭痛治療の新しい選択肢

    ・急性期・予防の両方に使える初めての内服薬
    ・トリプタンが効かない人にも効果が期待できる
    ・血管収縮作用がない
    ・副作用が少なく、安全性が高い

    という、これまでにない特徴を持つ片頭痛治療薬です。
    今までの治療で効果が不十分であった方にとって、有望な選択肢となる可能性があります。

    詳しいことは「今泉クリニック」でも御相談ください。今後とも「今泉クリニック」をよろしくお願いいたします。

    • 2025.12.10
    • お知らせ

    インフルエンザ予防接種について

    通常のインフルエンザ予防接種は引き続き受付しておりますが、本年度のフルミスト点鼻液のインフルエンザワクチン予防接種は終了いたしました。

    • 2025.12.01
    • お知らせ

    年末・年始のお休みについて

    年末年始は、12月31日(水)~1月4日(日)まで休診と致します。

    令和8年15日(月)9時から診療を再開します。

    年末・年始、仕事初め、帰省前に体調不良の方は、当クリニックにて是非ご相談ください。

    一部の外注検査に関しては無理な場合がございます。ご迷惑をお掛け致しますが、事前にお問い合わせして頂ければ幸いです。

    令和8年度も、「今泉クリニック」を引き続きよろしくお願い致します。

    • 2025.11.25
    • お知らせ

    AI搭載インフルエンザ検査医療機器(nodoca3)について

    nodocaは専用カメラで撮影した咽頭画像と問診情報等をもとにAIが判定する、患者さんの痛みが少ないインフルエンザ検査を当クリニックでは提供しています。


    新型コロナスクリーニング機能

    当社独自の咽頭画像データベースや新たに追加した新型コロナの咽頭画像・診療情報等をもとにAIを開発

    インフルエンザ検査時のオプション機能として、新型コロナに特徴的な所見・症状等の検出有無を判定

    新型コロナの判定結果として「検出あり/検出なし/判定保留」を表示


    WEB問診との連携

    WEB問診システムで取得した問診情報等を、WEB問診の管理画面上でコピーし、nodocaクラウドの患者登録・問診入力欄に貼り付けていただくことができ、判定実施前の入力作業が円滑になります。メルプWEB問診にて本機能がご利用いただけます。


    https://nodoca.aillis.jp/productmovie

    • 2025.10.30
    • お知らせ

    アドレナリン点鼻液「ネフィー®」について

    ネフィー(neffy®) は、アナフィラキシー(生命に関わる強いアレルギー反応)の第一選択薬であるアドレナリンを、注射ではなく点鼻で投与できる医薬品です。

    https://www.neffy.net/

    2024年8月に米国FDAが「体重30kg以上への2mg製剤」を承認、2025年3月に15–30kgへの1mg製剤も追加承認されました。
    日本でも2025年9月に1mg・2mg製剤が承認されています。

    発売日は未定ですが、当クリニックでも処方医資格を取得しましたので、アナフィラキシー治療に対して処方可能体制を着々と進めていきます。

    今後とも、何卒「今泉クリニック」を宜しくお願い致します。

    • 2025.10.17
    • お知らせ

    第37回なにわ淀川花火大会に伴う診療時間の変更について

    なにわ淀川花火大会に伴い、クリニック周辺が大変混雑することが予想されます。
    2025年10月18日(土)は診療時間は9時~18時で、最終受付時間は17時30分までとさせて頂きます。
    皆様のご理解とご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
    今後とも、何卒「今泉クリニック」を宜しくお願い致します。

    (なにわ淀川花火大会の日程が間違っており、ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。)

    • 2025.09.23
    • お知らせ

    インフルエンザ・新型コロナワクチン予防接種について(再掲)

    本年度もインフルエンザ(2〜18歳の子どもを対象に鼻に噴霧する点鼻薬タイプの生ワクチンも含む:フルミスト)・新型コロナワクチン(各種ワクチン)の予防接種を令和7年10月1日から開始いたします。感染流行する前にワクチン接種をしましょう。ワクチン確保が必要となりますので、ワクチン接種をご希望の場合は事前にご連絡ください。


    【インフルエンザワクチン】

    ・1回接種 ¥3.000円

    ・2回とも当院で接種される方 ¥2.500円/回 *生後6ヶ月〜12歳までの小児は2回接種が原則(免疫がまだ十分に確立していないため、2回接種で効果を向上)

     1回目と2回目は2〜4週間間隔で接種

    ・フルミスト(点鼻ワクチン) ¥7.500円 *2歳〜18歳までが対象 1回接種のみ


    【新型コロナワクチン】

    ・製薬会社に関わらず ¥16.000円

    ・後期高齢受給者(大阪市在住のみ) ¥8.000円

     取り扱いワクチン

    ・コミナティ

    ・ヌバキソビッド(不活化ワクチン)


    ・インフルエンザワクチン接種について

    https://www.city.osaka.lg.jp/kenko/page/0000623095.html

    ・新型コロナワクチン接種について

    https://www.city.osaka.lg.jp/kenko/page/0000621179.html

    • 2025.09.19
    • お知らせ

    片頭痛予報! -天気予報でトリガー対策- 秋Ver.について

    9月下旬は台風速度が偏西風により加速して、勢いが強い台風が上陸しやすくなります。

    台風が接近する数日前から片頭痛が出現しやすくなります。

    一部の片頭痛患者様では、個々の体質やトリガーに合わせた予防対策を取り入れることが重要です。


    <天気痛チェックシート>

    https://weathernews.jp/pain/

    <気象予報士が考案した気圧予報に基づく体調管理アプリ>

    頭痛ーる-気圧・天気予報で体調管理-気象病対策アプリ 

    気象予報と手軽なライフログで、不調の原因を特定する手助けに

    https://apps.apple.com/jp/app/%E9%A0%AD%E7%97%9B%E3%83%BC%E3%82%8B-%E6%B0%97%E5%9C%A7-%E5%A4%A9%E6%B0%97%E4%BA%88%E5%A0%B1%E3%81%A7%E4%BD%93%E8%AA%BF%E7%AE%A1%E7%90%86-%E6%B0%97%E8%B1%A1%E7%97%85%E5%AF%BE%E7%AD%96%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA/id602991338

    上記以外にも色々な頭痛アプリが開発されています。

    まずは、ご自身の頭痛の誘発・増悪因子や頻度を御理解されることが重要です。

    秋の台風に起因する片頭痛に関する情報や対処・予防・治療に関しては、今泉クリニックでも御相談下さい。

    • 2025.09.19
    • お知らせ

    インフルエンザ・新型コロナワクチン予防接種について

    本年度もインフルエンザ(2〜18歳の子どもを対象に鼻に噴霧する点鼻薬タイプの生ワクチンも含む:フルミスト)・新型コロナワクチン(各種ワクチン)の予防接種を令和7年10月初旬から開始いたします。


    感染流行する前にワクチン接種をしましょう。ワクチン確保が必要となりますので、ワクチン接種をご希望の場合は事前にご連絡ください。

    ・インフルエンザワクチン接種について

    https://www.city.osaka.lg.jp/kenko/page/0000623095.html

    ・新型コロナワクチン接種について

    https://www.city.osaka.lg.jp/kenko/page/0000621179.html

    • 2025.09.18
    • お知らせ

    いびき・睡眠時無呼吸症候群について

    睡眠時無呼吸症候群について

    睡眠時無呼吸症候群(SAS)について、多忙な患者様において当クリニックでは生活習慣病の管理・心臓や脳血管障害の予防観点から積極的に簡易検査から精密検査まで入院しないで検査をさせて頂いております。

    https://mukokyu-lab.jp/

    夜間に繰り返し起こる無呼吸・低呼吸により、血液中の酸素が低下したり、頻繁に中途覚醒が発生したりすることで、身体にさまざまな悪影響をおよぼす病気です。
    代表的な症状は、下記のものとなります。


    睡眠時無呼吸症候群(SAS)の主な症状

    • いびきをかく
    • 睡眠中に呼吸が止まる、息苦しさを感じる
    • 夜中に目が覚める、寝付きが悪い
    • 何度もトイレに起きる
    • 寝汗をかく・寝相が悪い
    • 熟睡感がない
    • 倦怠感・頭痛
    • 日中の強い眠気
    • 集中力・記憶力の低下
    • 抑うつ状態(やる気が出ない、イライラなど)
    • 性的欲求の低下
    • ED(勃起機能不全)


    睡眠時無呼吸症候群が疑われる人の特徴

    • 肥満
    • 小さいあご、小顔
    • 太い(短い)首
    • 男性・閉経後の女性
    • 加齢
    • 家族歴(遺伝)
    • 鼻づまりなどの鼻症状
    • アルコール・睡眠薬
    • たばこ
    • アデノイドや扁桃肥大
    • 口呼吸
    • 舌が後方に落ち込む

    睡眠時無呼吸症候群(SAS)の治療は高血圧等の生活習慣病にも効果があります。実は心・脳⾎管障害とも密接な関係があり、SAS患者と健常⼈を3年間追跡調査した研究によると、OSAS患者は心・脳⾎管障害の発症および死亡が有意に多いという報告がされています。当クリニックでは積極的に積極的に、睡眠時無呼吸症候群の診断(簡易検査・精密検査)も入院不要で自宅にて検査が可能です。


    睡眠時無呼吸症候群(SAS)の治療

    https://medical.teijin-pharma.co.jp/lifestyledisease/cpap.html

    睡眠時無呼吸症候群の治療方法は、CPAP(シーパップ)療法、マウスピース(口腔内装置)療法、外科的手術などがあります。また、合併症のリスクを軽減させるためにも、生活習慣の改善を行うことが重要です。

    簡易SAS検査でSASの疑いがあれば、当クリニックでは入院しないで一連の検査は自宅で検査が可能です。

    日中のパフォーマンス低下や睡眠障害等でお困りごとがあれば、いつでも今泉クリニックにて対応させて頂きます。

    https://doctorsfile.jp/h/219837/mt/1/

    些細なことでも是非、ご相談下さい。診察や結果結果を含めて、ナルコレプシー(過眠症)・REM睡眠障害等の精密検査が必要であれば、専門の医療機関様にも相談させて頂きます。些細なことでも是非、ご相談下さい。

    • 2025.07.13
    • お知らせ

    天神祭に伴う診療時間の変更について

    天神祭開催に伴い、クリニック周辺が大変混雑することが予想されます。
    2025年7月25日(金)は診療時間は9時~18時で、最終受付時間は17時30分までとさせて頂きます。
    皆様のご理解とご協力のほどよろしくお願い申し上げます。
    当日は脱水(熱中症)・二日酔い予防の自由診療で点滴治療もさせて頂きます。最善の体調で、天神祭をお楽しみ頂ければ幸いです。
    今後とも、何卒「今泉クリニック」を宜しくお願い致します。

    • 2025.07.01
    • お知らせ

    オンライン診療について

    当院ではお手持ちのスマートフォンやパソコンからインターネットを通じて、診察を受けられるオンライン診療(再診のみ・電話での予約制)をご利用いただけます。

    ご自宅に居ながら検査結果の説明を受けたり、慢性のご病気をお持ちの方は診察や処方を受けたりすることが可能です。

    「新しい通院の形」であるオンライン診療について、まずは電話でお気軽にお問合せください。

    • 2025.06.15
    • お知らせ

    スギ・ダニ花粉症の舌下免疫療法について

    スギ花粉症の舌下免疫療法は、スギ花粉エキスを含んだ錠剤を毎日舌下に置いて、アレルギー症状を和らげる治療法です。スギ花粉症の症状を根本的に治す可能性のある治療法として知られています。

    舌下免疫療法とは?舌下免疫療法は、アレルギーの物質物質(スギ・ダニ等)を少量から投与することで、体内を慣らしてアレルギー反応を弱めていく治療法です。スギ花粉症の場合は、シギ花粉症のエキスを含んだ錠剤を毎日舌下に置いて、1分間保持した後、飲み込みます。

    スギ花粉症に対する舌下免疫療法の効果

    • 症状の緩和:
      舌下免疫療法は、スギ花粉症の症状(鼻水、くしゃみ、目のかゆみなど)を和らげる効果が期待できます。

    体質改善:
    長期間継続することで、アレルギー体質そのものを改善する効果も期待できます。

    完治の可能性:
    舌下免疫療法は、アレルギー性鼻炎を完治できる可能性のある唯一の治療法とされています。

    舌下免疫療法の開始時期と期間

    開始時期:スギ花粉の飛散時期(1月~5月)を避けて、6月頃から開始するのが一般的です。

    治療期間:3~5年程度の継続が必要とされています。

    費用と副作用

    費用:

    舌下免疫療法は、健康保険が適用されます。

    初回は検査などを含めて、3割負担の場合、4,000円~5,000円程度。

    2回目以降は、1ヶ月あたり2,000円~3,000円程度が目安です。

    副作用:

    アナフィラキシーショックなどの副作用が起こる可能性もまれにありますが、医師の監督下で治療を開始するため、安全性が高いとされています。

    その他:

    舌下免疫療法は、スギ・ダニ花粉症の確定診断を受けた方が対象となります。
    初めての服用は、医療機関で医師の監督のもとで行い、2日目以降は自宅で服用します。傾向として、ダニにも対して治療も可能ございます。

    効果が出るまでに時間がかかるため、根気強く継続することが大切です。以降はオンライン診療でも対応可能です
    治療に著変なければ、遠慮なくいつでもご相談下さい。

    お困りの方は、是非「今泉クリニック」にてご相談ください。
    • 2025.03.16
    • お知らせ

    季節性アレルギー性鼻炎(花粉症)・特発性蕁麻疹・気管支喘息について

    季節性アレルギー性鼻炎(花粉症)は、スギやヒノキなどの春の花粉が原因によるものが多く、主にくしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ、充血などが生じます。

    花粉症の約70%はスギ花粉症と考えられ、今年は例年の5倍近くの花粉の飛散が予想されています。

    花粉症の重症度は、鼻水をかむ回数とくしゃみが生じる回数、鼻づまりは口呼吸の回数で診断されます。鼻水とくしゃみは密接に関わるので、まとめて「鼻水・くしゃみ型」、鼻づまりが他の症状より強いと「鼻づまり型」、3つの症状が同様に強いと「充全型」と分類します。

    季節性アレルギー性鼻炎(花粉症)の治療には「薬物療法」・「アレルゲン免疫療法」・「生物学的製剤(抗IgE抗体製剤:ゾレア Xolair・一般的名称:オマリズマブ)」・「手術療法」等があります。また、症状の原因となる花粉のアレルゲンを回避する環境整備も重要です。

    薬物療法では鼻水を抑える抗ヒスタミン薬の飲み薬や、鼻の炎症を抑える点鼻ステロイド薬、鼻づまりを改善する作用があるロイコトリエン受容体拮抗薬等が用いられます。抗ヒスタミン薬は眠気などの副作用がありますが、近年は眠気の出にくい薬もあります。

    ゾレア治療の適応基準を満たされる方には、高額な治療になりますが、お勧めさせて頂いております。

    https://www.okusuri.novartis.co.jp/xolair

    アトピー疾患・気管支喘息に関しても、デュピクセント(デュピルマブ)等の治療が可能です。

    https://www.support-allergy.com/

    アレルギー疾患である、季節性アレルギー性鼻炎(花粉症)・特発性蕁麻疹・気管支喘息等でお悩みの方は、是非「今泉クリニック」にてご相談ください。

    • 2025.03.16
    • お知らせ

    感染性胃腸炎について

    3月に入り全国的にノロウイルスによる急性胃腸炎が増加しています。

    ノロウイルスによる胃腸炎を発病した疑いがある場合、便のウイルス抗原検査で診断できますが、この検査は乳幼児や高齢者以外は健康保険が適用されず、自費診療になります。

    このため、症状などからノロウイルスによる感染性胃腸炎と診断させて頂きます。

    通常であれば、症状は数日で改善するので、安静にして水分摂取するように心掛けてください。

    下痢止めの服用は一般に推奨されませんが、整腸剤や吐き気止めで対処いたします。

    患者様から周囲に感染拡大するので、同居する家族様は手洗いや室内の消毒などを十分に行ってください。

    水分摂取が困難であれば、当クリニックでは点滴治療もさせて頂きます。
    消化器症状でお困りの方は、是非「今泉クリニック」にてご相談ください。

    • 2025.03.06
    • お知らせ

    定期健康診断(雇用時健診)について

    平素より今泉クリニックをご利用いただき、誠にありがとうございます。

    通常、3月は健診の混雑が予想されます。

    新たに会社勤務・転職される方を対象に、労働安全衛生規則に基づいて国から義務付けられている健康診断が必要です。

    身体測定、内科診察、視力・聴力・血圧測定、尿検査、レントゲン撮影、採血、心電図検査などを行います。

    一般的な通常項目であれば全て院内で検査可能で、受診から問診・診療後約30分~1時間後を目安に結果を御確認してお伝えさせて頂きます。健診項目によっては外注検査に出して、お時間を頂く事もあります。

    所定用紙があり、健診項目が分かっている場合は事前にご連絡を頂ければスムーズな対応が可能です。

    法人様からのお申し込み・ご請求対応なども承っております。

    ご迷惑をお掛け致しますが、予約されていない方は待ち時間が発生いたします。

    追加費用がかかりますが、オプション検査をご希望の場合にはお気軽にお申し付けくださいませ。

    もし健診日当時に異常所見が見つかれば、当クリニックにて保険診療でも対応させて頂きます。

    定期健診に関しても、是非「今泉クリニック」で御相談して下さい。

    • 2024.12.29
    • お知らせ

    年末・年始のお休みについて(再掲)

    年末年始は、12月31日(火)~1月3日(金)まで休診とさせて頂きます。

    年末は令和6年12月30日(月)9時〜21時まで、年始は令和7年1月4日(土)9時〜21時まで診療を致します。

    年末・年始、仕事納め・初め、帰省前・後に体調不良の方は、当クリニックにて是非ご相談ください。

    令和7年度も、天六 内科「今泉クリニック」を引き続きよろしくお願い致します。

    • 2024.12.26
    • お知らせ

    AI搭載インフルエンザ検査医療機器(nodoca)について

    インフルエンザが全国的な流行期に入っています。

    当クリニックでは、インフルエンザ検査機器「nodoca」を導入しております。

    nodocaの3つの特長

    ①発熱・症状が出始めてすぐに検査可能

    nodocaを用いた検査は、ウイルス自体ではなく、
    患者さんの症状や体の変化に着目するため、発症早期※の検査にも利用可能です。

    ※治験では統計的に有意な差は認められませんでしたが、発症後12時間以内において、
    nodocaによる検査はイムノクロマト法よりも感度が高い傾向が認められました。

    ②痛みの少ない、患者さんにやさしい検査

    専用カメラで撮影した咽頭画像と問診情報等をもとにインフルエンザを判定するため、
    痛みの少ない、患者さんにやさしいインフルエンザ検査を提供します。

    ③判定開始から数秒~十数秒で判定結果を取得

    判定開始から数秒~十数秒で、インフルエンザ判定結果が取得可能です。
    患者さんにその場で検査結果をお伝えできるため、

    患者さんが待合室で検査結果を待つ時間を削減し、効率的な診療をサポートします。

    • 2024.12.22
    • お知らせ

    発熱・感染症外来について

    発熱をはじめ、どんな症状でもお断りしません。

    インフルエンザ感染症・新型コロナウイルス感染症・風邪などの発熱や呼吸器症状がある方は、WEB予約・WEB問診でも当クリニックの感染症・発熱外来をご利用いただけます。

    迅速な診断と感染症治療・予防に尽力しておりますので、どうぞ安心してご来院ください。

    当院では感染症以外の患者様にも安心して通院いただけます様、感染対策を行った上で診療を行っております。

    帰省前や年末年始にかけて体調がすぐれない方は、天六内科 今泉クリニック へお気軽に受診ください。

    • 2024.12.19
    • お知らせ

    インフルエンザA型の流行について

    基本的な感染対策

    <マスクの着用が効果的な場面>

    • 高齢者など重症化リスクの高い方への感染を防ぐため、医療機関を受診する時や、高齢者など重症化リスクの高い方が多く入院・生活する医療機関や高齢者施設などへ訪問する時等は、マスクの着用を推奨します。
    • そのほか、インフルエンザの流行期に重症化リスクの高い方が混雑した場所に行く時については、感染から自身を守るための対策としてマスクの着用が効果的です。

    <医療機関や高齢者施設などの対応>

    • 高齢者など重症化リスクの高い方が多く入院・生活する医療機関や高齢者施設などの従事者の方は、勤務中のマスクの着用を推奨しています。 
    • 子どものマスクの着用については、すこやかな発育・発達の妨げとならないよう配慮することが重要です。
    • なお、感染が大きく拡大している場合には、一時的に場面に応じた適切なマスクの着用を広く呼びかけるなど、より強い感染対策を求めることがあり得ます。ただし、そのような場合においても、子どものマスク着用については、健康面などへの影響も懸念されており、引き続き、保護者や周りの大人が個々の子どもの体調に十分注意をお願いします。
    • マスクの着用は個人の判断に委ねられるものではありますが、事業者が感染対策上又は事業上の理由等により、利用者又は従業員にマスクの着用を求めることは許容されます。ただし、障害特性等により、マスク等の着用が困難な場合には、個別の事情に鑑み、差別等が生じないよう十分配慮をお願いします。

    予防接種

    インフルエンザワクチンには、発症をある程度抑える効果や、重症化を予防する効果があり、特に高齢者や基礎疾患のある方など、罹患すると重症化する可能性が高い方には効果が高いと考えられます。令和6年10月現在、インフルエンザワクチンについては、皮下投与の不活化ワクチン(インフルエンザHAワクチン)が対象となっています。

    なお、定期の予防接種の対象となる方は以下の通りです。

    1. 65歳以上の方
    2. 60~64歳で心臓、腎臓若しくは呼吸器の機能に障害があり、身の回りの生活が極度に制限される方、ヒト免疫不全ウイルス(HIV)による免疫の機能に障害があり、日常生活がほとんど不可能な方

    これらの方は、定期の予防接種として、1回のインフルエンザHAワクチン接種を受けることが、インフルエンザワクチンと新型コロナワクチンは同日に接種することが可能です。